「WCAG 2.1」達成基準候補の日本語訳
インフォアクシアの植木です。ブログのエントリーは、なんと約1年半ぶり! 2017年も終わろうとしていますが、2018年はブログでも情報を発信していけたらと考えています。
さて、今回は「WCAG 2.1」のワーキングドラフトについてです。W3CのAG(Accessibility Guidelines)ワーキンググループに参加しているのですが、ここでシェアするのは、ワーキンググループでの作業用に、個人的に翻訳していたものになります。
2017年12月7日に「WCAG 2.1」のワーキングドラフトが更新されました。「WCAG 2.1」は、2018年1月に勧告候補、そして同6月にはW3C勧告となるスケジュールで策定が進められています。 この2017年12月7日付のワーキングドラフトは、勧告候補になる一歩手前の「ラストコール」という位置付けになり、ワーキングドラフトに対して意見を提出できるのは、これが最後となります。意見受付は、2018年1月12日までとなっています。 このエントリーでは、そのワーキングドラフトで提案されている「WCAG 2.1」の新しい達成基準候補について、日本語訳したものを皆さんとシェアします。時間は限られていますが、一人でも多くの方が意見を提出できるきっかけになれば幸いです。 なお、意見や質問の提出方法は、以下のいずれかとなります。 原則として、英語で提出する必要がありますが、日本語でもかまいません。日本をはじめ、英語圏以外からも意見や質問が少しでも多く寄せられることをワーキンググループでも期待しています。英語が苦手な方は、日本語でコメントをお送りください! あとはワーキンググループ内で私が何とかしますので、次のようなコメントを遠慮せずに送っていただけたらと思います。 W3CのAGワーキンググループでは、「WCAG 2.0」で十分にカバーできていなかった次の3つのカテゴリについて、新しい達成基準を検討するタスクフォース(作業部会)を作りました。 それぞれのタスクフォースは、「WCAG 2.0」が対処できていない問題を解決するために、ユーザーの視点から新しい達成基準候補を提案してきました。2017年12月7日付のワーキングドラフトでは、「WCAG 2.1」に新たに追加されようとしている達成基準候補が、次のように全部で20個あります。 それでは、新しい達成基準候補の日本語訳をシェアしてまいります。 認証プロセスにとって必要不可欠なステップが、情報を記憶したり記録したりすることに依存する場合は、以下のいずれかの要件を満たす。 ただし、以下のいずれかに該当する場合は例外とする この達成基準は前回のワーキングドラフトから変更されていない。すでに受け取ったコメントについての議論は継続中である。ワーキンググループでは、この達成基準のこのバージョン、または現在のコンセンサスではない代替バージョンに対する追加のコメントを募集している。この議論の成り行きに関心がある方は、アクセシブルな認証の問題点に関する議論をフォローしてほしい。 Essential steps of an authentication process which rely upon recalling or transcribing information have one of the following: Except for when any of the following are true: 1つ又は複数の文字キーのみで構成されるキーボードショートカットがコンテンツに実装されている場合は、それをオフにするか、又は文字キー以外のキーを少なくとも一つ含むショートカットに変更するメカニズムが存在する。ただし、ユーザインタフェース コンポーネントにフォーカスが置かれている場合のみ、そのキーボードショートカットがアクティブになる場合は例外とする。 1つ又は複数のキーを押すことによってアクションを起動する代替の手段 印刷可能なUnicodeのコードポイント (符号位置)、またはキーボード上の印刷可能な文字。アルファベットの大文字と小文字、句読点、数字、記号などが含まれる。 If a keyboard shortcut consisting entirely of one or more character keys is implemented in content, then a mechanism is available to turn it off or to remap it to a shortcut that can use at least one non-character key, unless the keyboard shortcut for a user interface component is only active when that component has focus. ラベルを伴うユーザーインタフェース コンポーネントにテキスト又は文字画像が含まれている場合、その提示されたテキストが名前(name)に含まれている。 ベストプラクティスは、ラベルのテキストを名前の最初に使用することである。 For user interface components with labels that include text or images of text, the name contains the text presented. マルチポイントまたは軌跡をベースとしたジェスチャを使って操作する機能はすべて、シングルポインタで操作することができる。ただし、マルチポイント又は軌跡をベースとしたジェスチャが必要不可欠である場合は例外とする。 画面との1か所の接触点 この要件は、ポインタのジェスチャを解釈するウェブコンテンツを対象としている (ユーザーエージェントや支援技術の操作に必要なジェスチャは対象としていない)。 All functionality which uses multipoint or path-based gestures for operation can be operated with a single pointer, unless a multipoint or path-based gesture is essential. シングルポインタを使って操作できる機能は、以下の要件の少なくとも1つを満たす。 画面との1か所の接触点 ポインタのトリガが押された時に生じるプラットフォームのイベント。 ポインタのトリガがリリースされた時に生じるプラットフォームのイベント。 For functionality which can be operated using a single pointer, at least one of the following is true: デバイスの動作やユーザの動作で操作できる機能が、ユーザーインタフェース コンポーネントでも操作でき、かつ予期しない起動を防ぐために無効化することができる。ただし、以下の場合は例外とする。 Functionality which can be operated by device motion or user motion can also be operated by user interface components and can be disabled to prevent accidental actuation, except when: マークアップ言語を使って実装されたコンテンツでは、「ユーザーインタフェース コンポーネントの共通目的」セクションに記載された目的を果たす全てのユーザーインタフェース コンポーネントに関して、その目的のはプログラムによる解釈が可能である。 In content implemented using markup languages, for each user interface component that serves a purpose identified in the Common Purposes for User Interface Components section, that purpose can be programmatically determined. コンテンツは、320 CSS ピクセルに相当する幅で、情報や機能を損なうことなく、かつ2次元のスクロール(縦・横両方のスクロール)を必要とせずに、閲覧できる。ただし、機能や意味を保つために2次元のレイアウトが必要なコンテンツ部分は例外とする。 320 CSS ピクセルは、1280 CSS ピクセル幅を 400% ズームで見た場合の最初の表示幅に相当する。横方向のスクロールを意図してデザインされているウェブページの場合は、320 ピクセルを幅ではなく高さとして解釈すべきである。 2次元のレイアウトを必要とするコンテンツの例としては、画像、マップ、図解、ビデオ、ゲーム、プレゼンテーション、データテーブル、およびコンテンツを操作している間にツールバーを表示しておく必要のあるインタフェースが挙げられる。 Content can be presented at a width equivalent to 320 CSS pixels without loss of information or functionality, and without requiring scrolling in two dimensions, except for parts of the content which require two-dimensional layout for usage or meaning. 以下の視覚的提示には、隣接した色との間で少なくとも3:1のコントラスト比がある。 ワーキンググループでは、画像を評価する際に、コンテンツを理解するのに必要不可欠な部分を見極めるうえでの問題点、および「解説書 (Understanding)」がこの問題点の解決法を明確に説明しているかどうかについて、フィードバックを募集している。 The visual presentation of the following have a contrast ratio of at least 3:1 against adjacent color(s): ユーザーエージェントによるテキストのスタイルプロパティの設定を認める技術を使用している場合は、以下のすべての設定をして、かつ他のスタイルプロパティをまったく変更しない状態でも、コンテンツや機能が失われない。 ワーキンググループでは、テキストブロックの外にあり、この達成基準を満たすことが不可能なテキストコンテンツの例を募集している。この達成基準の適用対象は、実装テスト次第では狭められる可能性がある。 ユーザーエージェントがコンテンツ要素を提示する際 (画面、音声スピーカー、点字ディスプレイなど) の提示方法 (フォント、カラー、サイズ、位置、パディング、音量、合成音声の音調など) を値によって指定するプロパティ。 1.4.12 Text Spacing ポインタホバー(マウスオーバーなど)やキーボードフォーカスによって追加コンテンツが表示される場合は、以下の要件を満たす。 例外:追加コンテンツの視覚的提示がユーザーエージェントによって制御されていて、かつコンテンツ制作者が変更していない場合は例外とする。 ユーザーエージェントによって制御されている追加コンテンツの例としては、HTMLのtitle属性を使って作られているブラウザのツールチップが挙げられる。 ホバー時やフォーカス時に表示されるカスタムツールチップ、サブメニュー、他の非モーダルポップアップは、この達成基準の適用対象となる「追加コンテンツ」の例である。 When pointer hover or keyboard focus triggers additional content to become visible, the following are true: Exception: The visual presentation of the additional content is controlled by the user agent and is not modified by the author. 割り込みやコンテンツの変更を延期または抑制するメカニズムが簡単に利用できる。ただし、割り込みやコンテンツの変更がユーザによってリクエストされた場合、または緊急を要する場合は例外とする。 以下の要件の少なくとも1つを満たす状態。 この達成基準は前回のワーキングドラフトから変更されていない。すでに受け取ったコメントについての議論は継続中である。ワーキンググループでは、この達成基準のこのバージョン、または現在のコンセンサスではない代替バージョンに対する追加のコメントを募集している。この議論の成り行きに関心がある方は、割り込み (最低限) の問題点に関する議論をフォローしてほしい。 A mechanism is easily available to postpone and suppress interruptions and changes in content, unless they are initiated by the user or involve an emergency. ポインタ入力のターゲットのサイズが 44 × 22 CSS ピクセル以上である。ただし、以下の場合は例外とする。 マウス、ペン、タッチ接触のように、画面上の特定の (1つまたは複数の) 地点を指すことができる入力デバイス。 ディスプレイ上でタッチ動作を受け付けるディスプレイ領域。 約 0.0213 度の視野角。 The size of the target for pointer inputs is at least 44 by 22 CSS pixels except when: コンテンツが、その表示及び操作を縦向き(ポートレート)または横向き(ランドスケープ)などの単一の向きに制限しない。ただし、その表示の向きが必要不可欠な場合は例外とする。 単一の表示の向きが必要不可欠な例としては、銀行の小切手、ピアノのアプリケーション、プロジェクタやテレビ向けのスライド、バイナリ表示が使用できないバーチャルリアリティのコンテンツなどが挙げられる。 Content does not restrict its view and operation to a single display orientation, such as portrait or landscape, unless a specific display orientation is essential. マークアップ言語を使って実装されたコンテンツでは、ステータスメッセージは、役割(role)又はプロパティを通してプログラムによる解釈が可能であり、フォーカスを受けとらなくても支援技術によってユーザに提示することができる。 ワーキンググループでは、複雑なゲームのシナリオにおけるこの達成基準の実行可能性と適用可能性についてのコメントを募集している。 コンテキストの変化ではなく、コンテンツにおける変化で、アクションの成否または結果、アプリケーションの処理待ち状態、プロセスの進捗、またはエラーの存在に関する情報をユーザに提供する。 In content implemented using markup languages, status messages can be programmatically determined through role or properties such that they can be presented to the user by assistive technologies without receiving focus. マークアップ言語を使って実装されたコンテンツでは、コントロール、シンボル、領域のコンテキスト情報は、公開されている(公的に利用可能な)語彙を使って、プログラムによる解釈が可能である。 オブジェクトの意味を説明する情報。 この達成基準は前回のワーキングドラフトから変更されていない。すでに受け取ったコメントについての議論は継続中である。ワーキンググループでは、この達成基準のこのバージョンに対する追加のコメントを募集している。この議論の成り行きに関心がある方は、コンテキスト情報の問題点に関する議論をフォローしてほしい。 In content implemented using markup languages, contextual information for controls, symbols, and regions can be programmatically determined using a publicly available vocabulary ユーザーの無操作によりデータが失われる場合は、無操作があとどれだけ続くとデータが失われるかをユーザに警告する。ただし、ユーザーの無操作の時間が20 時間以上になるまではデータが保持される場合は例外とする。 ユーザーがいかなる操作も行わない時間が続くこと。そのトラッキングの方法は、ウェブサイトやアプリケーションによって決定される。 プライバシー関連の規制により、ユーザーを認証する前、およびユーザーのデータが保存される前に、ユーザーからの明示的な同意が必要になる可能性がある。ユーザーが未成年の場合は、ユーザーからの明示的な同意は、ほとんどの国や地域で要請することができない。この達成基準に適合するためのアプローチとしてデータ保存を検討する際は、プライバシーの専門家や弁護士に相談するのが望ましい。 Where data can be lost due to user inactivity, users are warned about the estimated length of inactivity that generates the data loss, unless the data is preserved for a minimum of 20 hours of user inactivity. ユーザーの動作によって起動する必要不可欠ではないアニメーションについては、アニメーションを無効にしても動作を実行できるメカニズムが存在する。 この達成基準は前回のワーキングドラフトから変更されていない。すでに受け取ったコメントについての議論は継続中である。ワーキンググループでは、この達成基準のこのバージョンに対する追加のコメントを募集している。この議論の成り行きに関心がある方は、インタラクションからのアニメーションの問題点に関する議論をフォローしてほしい。 For non-essential animations triggered by a user action, there is a mechanism to disable the animations yet still perform the action. ポインタ入力のターゲットのサイズが 44 × 44 CSS ピクセル以上である。ただし、以下の場合は例外とする。 マウス、ペン、タッチ接触のように、画面上の特定の (1つまたは複数の) 地点を指すことができる入力デバイス。 ディスプレイ上でタッチ動作を受け付けるディスプレイ領域。 約 0.0213 度の視野角。 The size of the target for pointer inputs is at least 44 by 44 CSS pixels except when: プラットフォームで提供されている入力モダリティの使用を、ウェブコンテンツが制限しない。ただし、その制限が必要不可欠な場合、コンテンツのセキュリティのために必要な場合、又は個別のユーザ設定に必要な場合は例外とする。 Web content does not restrict use of input modalities available on a platform except where the restriction is essential, required to ensure the security of the content, or required to respect user settings. 「達成基準 1.3.4 共通した(or 一般的な)目的の特定[レベル AA]」からリンクされている関連セクション「7. Common Purposes for User Interface Components」の日本語訳です。 このセクションには、ユーザーインタフェース コンポーネントの共通した(一般的な)目的のリストが含まれている。以下の用語は、使用しなければならないキーワードではなく、ウェブページのタクソノミー(分類体系)において使用すべき目的を示すものである。コンテンツ制作者は、該当する分類を用いてコントロールを適宜マークアップして、セマンティックな目的を示すべきである。これにより、ユーザーエージェント及び支援技術がパーソナライズされた提示方法を適用できるようになり、その結果、より多くの人がコンテンツを理解して使用できるようになる。 以下の項目は、意図されたリンク先や動作を示している。 以下の入力コントロールの目的は、コンテンツのユーザに関することを意図しており、そのユーザー本人についての情報のみを対象としている。ドラフトへの最終の意見受付は、2018/1/12まで
メインテーマは、モバイル、認知・学習障害、ロービジョンの3つ
適合レベル
モバイル
認知・学習
ロービジョン
合計
レベル A
5
1
0
6
レベル AA
3
2
4
9
レベル AAA
2
3
0
5
合計
10
6
4
20
レベル Aの新しい達成基準候補の日本語訳
達成基準 2.2.6 アクセシブルな認証[レベル A]
「WCAG 2.1」編集者注
達成基準 2.2.6の原文
2.2.6 Accessible Authentication
達成基準 2.4.11 文字キーのショートカット[レベル A]
用語定義「キーボードショートカット」
用語定義「文字キー」
スペースキーとEnterキーは、文字ではなく空白のスペースを返すことから、文字キーではない。達成基準 2.4.11の原文
2.4.11 Character Key Shortcuts
達成基準 2.4.12 名前(name)のラベル[レベル A]
注記
達成基準 2.4.12の原文
2.4.12 Label in Name
達成基準 2.5.1 ポインタのジェスチャ[レベル A]
用語定義「シングルポインタ」
これは、マルチタッチの反対語である。ポインタには、マウスカーソル、ペン、タッチ (マルチタッチを含む)、又は他のポインティング入力デバイスによって画面上でなされる1か所または複数の接触点が含まれる。このモデルにより、ユーザーがどのハードウェアを使用しているかにかかわらず上手く機能するサイトやアプリケーションを作成しやすくなる。デバイス特有の対応が望ましい場合は、ポインタイベント [pointerevents] 仕様にも確認すべきプロパティが定義されている。注記
達成基準 2.5.1の原文
2.5.1 Pointer Gestures
達成基準 2.5.2 ポインタのキャンセル[レベル A]
用語定義「シングルポインタ」
これは、マルチタッチの反対語である。ポインタには、マウスカーソル、ペン、タッチ (マルチタッチを含む)、又は他のポインティング入力デバイスによって画面上でなされる1か所または複数の接触点が含まれる。このモデルにより、ユーザーがどのハードウェアを使用しているかにかかわらず上手く機能するサイトやアプリケーションを作成しやすくなる。デバイス特有の対応が望ましい場合は、ポインタイベント [pointerevents] 仕様にも確認すべきプロパティが定義されている。用語定義「ダウンイベント」
ダウンイベントは、プラットフォームによっては「タッチスタート」や「マウスダウン」などの異なる名称で呼ばれている場合がある。用語定義「アップイベント」
アップイベントは、プラットフォームによっては「タッチエンド」や「マウスアップ」などの異なる名称で呼ばれている場合がある。達成基準 2.5.2の原文
2.5.2 Pointer Cancellation
達成基準 2.6.1 動作による起動[レベル A]
達成基準 2.6.1の原文
2.6.1 Motion Actuation
レベル AAの新しい達成基準候補の日本語訳
達成基準 1.3.4 共通した(or 一般的な)目的の特定[レベル AA]
達成基準 1.3.4の原文
1.3.4 Identify Common Purpose
達成基準 1.4.10 リフロー[レベル AA]
注記
注記
達成基準 1.4.10の原文
1.4.10 Reflow
達成基準 1.4.11 グラフィックのコントラスト[レベル AA]
「WCAG 2.1」編集者注
達成基準 1.4.11の原文
1.4.11 Graphics Contrast
達成基準 1.4.12 テキストの間隔[レベル AA]
「WCAG 2.1」編集者注
用語定義「スタイルプロパティ」
スタイルプロパティには、いくつかのパターンが考えられる。
達成基準 1.4.12の原文
If the technologies being used allow the user agent to set text style properties, then no loss of content or functionality occurs by setting all of the following and by changing no other style property:
達成基準 1.4.13 ホバーまたはフォーカスで表示されるコンテンツ[レベル AA]
注記
注記
達成基準 1.4.13の原文
1.4.13 Content on Hover or Focus
達成基準 2.2.7 割り込み(最低限)[レベル AA]
用語定義「簡単に利用できる(簡単に利用できるモードまたは設定)」
「WCAG 2.1」編集者注
達成基準 2.2.7の原文
2.2.7 Interruptions (Minimum)
達成基準 2.5.3 ターゲットのサイズ[レベル AA]
用語定義「ポインタ入力」
「ポインタイベント レベル 2」のポインタの定義も参照できる用語定義「ターゲット」
同じ動作をしたり、や同じページへ移動したりしないを導かない別のタッチのターゲット部分が重なっていて、タッチ動作を受け付けない場合は、その部分は、サイズ測定の観点からはタッチのターゲットと見なされない。「WCAG 2.1」編集者注
同じ動作をしたり、同じページへ移動したりしない別のターゲット部分が重なっていて、ポインタ動作を受け付けない場合は、その部分は、サイズ測定の観点からはターゲットと見なされない。用語定義「CSS ピクセル」
CSS ピクセルは、CSS において長さと測定に使われる規範的な測定単位である。この単位は密度非依存で、ディスプレイに存在する実際のハードウェアのピクセルとは異なる。ユーザーエージェントとオペレーティングシステムは、CSS ピクセルが「CSS の値と単位のモジュール レベル 3」の参照ピクセル [css3-values] に合わせてできるだけ近く設定されていることを確認すべきである。この参照ピクセルは、ディスプレイの実寸法と予想される使用距離 (コンテンツ制作者では決定できない要因) を考慮して策定されている。達成基準 2.5.3の原文
2.5.3 Target Size
達成基準 2.6.2 表示の向き[レベル AA]
注記
達成基準 2.6.2の原文
2.6.2 Orientation
達成基準 3.2.6 ステータス変更[レベル AA]
「WCAG 2.1」編集者注
用語定義「ステータスメッセージ」
達成基準 3.2.6の原文
3.2.6 Status Changes
レベル AAAの新しい達成基準候補の日本語訳
達成基準 1.3.5 コンテキスト情報[レベル AAA]
用語定義「コンテキスト情報」
これには、オブジェクトの目的、プロセス内での位置、他のオブジェクトやプロセスとの関係などが含まれる。「WCAG 2.1」編集者注
達成基準 1.3.5の原文
1.3.5 Contextual Information
達成基準 2.2.8 タイムアウト[レベル AAA]
用語定義「ユーザーの無操作」
注記
達成基準 2.2.8の原文
2.2.8 Timeouts
達成基準 2.2.9 インタラクションからのアニメーション[レベル AAA]
「WCAG 2.1」編集者注
達成基準 2.2.9の原文
2.2.9 Animation from Interactions
達成基準 2.5.4 ターゲットのサイズ (高度)[レベル AAA]
用語定義「ポインタ入力」
「ポインタイベント レベル 2」のポインタの定義も参照できる用語定義「ターゲット」
同じ動作をしたり、や同じページへ移動したりしないを導かない別のタッチのターゲット部分が重なっていて、タッチ動作を受け付けない場合は、その部分は、サイズ測定の観点からはタッチのターゲットと見なされない。「WCAG 2.1」編集者注
同じ動作をしたり、同じページへ移動したりしない別のターゲット部分が重なっていて、ポインタ動作を受け付けない場合は、その部分は、サイズ測定の観点からはターゲットと見なされない。用語定義「CSS ピクセル」
CSS ピクセルは、CSS において長さと測定に使われる規範的な測定単位である。この単位は密度非依存で、ディスプレイに存在する実際のハードウェアのピクセルとは異なる。ユーザーエージェントとオペレーティングシステムは、CSS ピクセルが「CSS の値と単位のモジュール レベル 3」の参照ピクセル [css3-values] に合わせてできるだけ近く設定されていることを確認すべきである。この参照ピクセルは、ディスプレイの実寸法と予想される使用距離 (コンテンツ制作者では決定できない要因) を考慮して策定されている。達成基準 2.5.4の原文
2.5.4 Target Size (Enhanced)
達成基準 2.5.5 入力メカニズム非依存[レベル AAA]
達成基準 2.5.5の原文
2.5.4 Target Size (Enhanced)
関連セクションの日本語訳
7. ユーザーインタフェース コンポーネントの共通した(一般的な)目的
7.1 コントロールの共通した(一般的な)目的
【訳注】[AT RISK]は、今後の検討によっては削除される可能性があることを意味する。
7.2 入力コントロールの共通した(一般的な)目的
2017年12月27日