Webアクセシビリティ方針[2016年7月版]

株式会社インフォアクシアが運営するWebアクセシビリティの情報提供サイト『エー イレブン ワイ』(https://weba11y.jp/)では、提供しているWebコンテンツのアクセシビリティ確保と向上に取り組んでいます。アクセシビリティを確保することによって、ひとりでも多くの皆さんが、このWebサイトを訪れた目的を果たせるようにしたいと考えているからです。

アクセシビリティは、Webサイトの品質基準の一つ

近年、ユーザーの皆さんがWebコンテンツを利用する環境は多様化してきています。そして、ユーザーの皆さんがWebコンテンツを利用する場面や状況も、実に多種多様になっています。

例えば、同じ人が同じWebコンテンツを利用している場合でも、状況によっては普段よりも使いづらい状態で利用しなければならないこともあります。そのようなときでも、できるかぎり皆さんにストレスを与えることなく、少しでも快適に利用していただきたいと考えています。

時代や社会からの要請でもあるWebアクセシビリティ

「アクセシビリティ」といえば、もともとは「障害のある人が使えるようにする」という意味でした。インターネットの利用率が高まるにつれて、Webは日常生活の中で障害のある人も含めた誰もが利用するものになりました。

近年、海外のほとんどの先進国では、障害を理由とした差別を禁じる法律によって、Webコンテンツのアクセシビリティ確保を義務付ける動きが進んでいます。中には、公的機関だけでなく、民間企業も対象にしている法律もあります。もし障害のある利用者だけがあるWebコンテンツを利用できないとしたら、それは障害のある人だけが不利益を被ることになり、「障害を理由とした差別」に値するという考え方からです。

日本でも、2016年4月1日から『障害者差別解消法』が施行されています。こうした国内外の動向をふまえれば、Webアクセシビリティの確保は時代や社会からの要請でもあるといえます。

Webアクセシビリティを向上する最新技術への対応

このWebサイトでは、W3C勧告となった『HTML5』や『WAI-ARIA 1.0』などの仕様に代表される、新しいWebコンテンツ技術を採用していくことも同時に考えています。ブラウザや支援技術によるサポートがまだ十分ではない場合には、『JIS X 8341-3:2016』の目標とする適合レベルの達成基準を満たしているとはいえないケースが生じることも想定されます。

しかし、将来的にWebコンテンツのアクセシビリティをこれまで以上に向上できると考えられる場合は、ブラウザや支援技術によるサポートを促すという目的で積極的に採用していく考えです。

『JIS X 8341-3:2016』への対応

当サイトで提供しているWebコンテンツの品質は、日本工業規格『JIS X 8341-3:2016』を基準としています。

対象範囲

株式会社インフォアクシアが運営するWebアクセシビリティの情報提供サイト『エー イレブン ワイ』(https://weba11y.jp/以下)。

目標とする適合レベルおよび対応度

『JIS X 8341-3:2016』のレベル AAに準拠。あわせて、次に挙げるレベル AAAの達成基準にも対応してまいります。

  • 2.1.3 キーボード(例外なし)の達成基準
  • 2.3.2 3回のせん(閃)光の達成基準
  • 2.4.8 現在位置の達成基準

例外事項

このWebサイトでは、アクセシビリティを確保できていない事例を紹介することがあります。そのようなWebページにおいては、『JIS X 8341-3:2016』の達成基準を満たしていないことがありえます。予めご了承ください。

変更履歴

  • 2016年7月11日:「Webアクセシビリティ方針」2016年7月版を公開

ご意見・ご要望

このWebサイトでは、アクセシビリティを最大限に確保する努力をしております。もしお客様がご利用できないWebページや利用しにくいと感じるWebページがあった場合は、お手数ですがお知らせいただけましたら幸いです。皆様から頂戴したご意見やご要望などは、今後の改善に向けての参考にいたします。