Webアクセシビリティ確保 基本の「キ」
Webコンテンツのアクセシビリティを確保・向上するための基本中の基本であり、同時にさまざまなWebコンテンツでよく見つかる問題点でもある10項目です。「JIS X 8341-3:2016」や「WCAG 2.0 / 2.1」に対応する前に、まずはこの10項目のうち、できることから実践してみましょう。
この作品は、クリエイティブ・コモンズ「表示 – 継承 4.0 国際」ライセンスの下に提供されています。
1 ページの内容が分かるページタイトルを記述する
ページタイトルは、どのようなウェブページなのかが分かる文言になっているか？
- 達成基準 2.4.2 レベル A
「ページタイトル」の基本の「キ」
2 見出しやリストなどの文書構造をマークアップする
見た目だけではなく、適切な要素を用いて文書構造や意味をマークアップしているか？
- 達成基準 1.3.1 レベル A
「文書構造」の基本の「キ」
3 リンクテキストは、リンク先が分かる文言にする
リンクテキストだけで、ユーザーがその場でリンク先へ移動するかどうかを判断できるか？
- 達成基準 2.4.4 レベル A
「リンク」の基本の「キ」
4 情報を伝えている画像に代替テキストを提供する
画像の代替テキストは、画像と同等の情報を過不足なく提供しているか？
- 達成基準 1.1.1 レベル A
「画像」の基本の「キ」
5 情報を伝える色の使い方に注意する
色のコントラスト比を確保していて、色の違いが分からなくても情報が伝わるか？
- 達成基準 1.4.1 レベル A
- 達成基準 1.4.3 レベル AA
「色」の基本の「キ」
6 ユーザーがコンテンツを拡大表示できるようにする
文字サイズを標準の 200％まで拡大しても、コンテンツの閲覧や操作に支障はないか？
- 達成基準 1.4.4 レベル AA
「文字サイズ」の基本の「キ」
7 キーボードだけでも操作できるようにする
ウェブコンテンツは、マウスやタッチだけでなく、キーボードだけでも同じように操作できるか？
- 達成基準 2.1.1 レベル A
- 達成基準 2.4.7 レベル AA
「キーボード操作」の基本の「キ」
8 フォーム・コントロールのラベルや説明をマークアップする
コントロールのラベルや入力方法、入力例をコントロールの要素と関連付けているか？
- 達成基準 1.3.1 レベル A
「フォーム」の基本の「キ」
9 エラーメッセージではエラー箇所と修正方法を明示する
ユーザーがエラーメッセージを読んで、どのように修正すればよいかを理解できるか？
- 達成基準 3.3.1 レベル A
- 達成基準 3.3.3 レベル AA
「エラーメッセージ」の基本の「キ」
10 動画にキャプション（字幕）を提供する
ユーザーが動画の音声を聞くことができなくても、コンテンツを理解できるか？
- 達成基準 1.2.2 レベル A
「動画」の基本の「キ」
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