パンくずリスト
現在表示されているWebページが、Webサイト全体の中でどの階層に位置するのかを1行のテキストで示すナビゲーションのこと。パンくずリストを利用して、現在表示されているWebページと上位階層にあるWebページとの関係を把握することができ、必要に応じて上位階層のWebページに移動することもできる。
パンくずリストは、多くの場合、次のようにしてWebページに実装されている。
- WebサイトのHOMEページ(最上位の階層)を先頭にして、一階層ずつ下の階層のWebページのページタイトルを示す
- 記号で階層と階層の間を区切り、最後は現在表示されているWebページとなる
- 記号は「>」がよく使われるが、HTML5の仕様では、記号の意味を考えると推奨されないとしていて、例示では「→」を用いている
- 各階層のテキスト(ページタイトル)は、それぞれのWebページへのリンクになっている
- 最後にある現在表示されているWebページだけは、リンクにする意味がないためリンクにはしない
- パンくずリスト
「パンくず」であれば、ヘンゼルとグレーテルというおとぎ話にならって、ユーザーが遷移してきたWebページの履歴を示すべきではないかという意見もあるが、履歴ではなくWebサイトの階層構造を示すのが一般的である。